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楽天全米とSBI全米、SBI S&P500とeMAXIS Slim米国の乖離率比較 (2023.1.13)

米国株投信の中でも人気の楽天全米、SBI・V・全米、SBI・V・S&P500、eMAXIS Slim米国の4本を、それぞれベンチマークと比較。
今週は一気に円高。それに伴い楽天全米がプラス乖離。

■CRSP US Total Market TRと楽天全米・SBI全米の比較

●直近1年 (2022/1/13~2023/1/13)
CRSP US Total Market TR (円換算)
485,726→465,162 -4.234%

楽天全米株
19,686→18,766 -4.673% 乖離 -0.440%

SBI全米株
11,145→10,634 -4.585% 乖離 -0.351%


●直近6ヶ月 (2022/7/13~2023/1/13)
CRSP US Total Market TR (円換算)
467,266→465,162 -0.450%

楽天全米株
18,877→18,766 -0.588% 乖離 -0.138%

SBI全米株
10,701→10,634 -0.626% 乖離 -0.176%


●直近3ヶ月 (2022/10/13~2023/1/13)
CRSP US Total Market TR (円換算)
473,617→465,162 -1.785%

楽天全米株
19,103→18,766 -1.764% 乖離 +0.021%

SBI全米株
10,835→10,634 -1.855% 乖離 -0.070%


●直近1週間 (2023/1/6~2023/1/13)
CRSP US Total Market TR (円換算)
458,594→465,162 1.432%

楽天全米株
18,500→18,766 1.438% 乖離 +0.006%

SBI全米株
10,486→10,634 1.411% 乖離 -0.021%


■S&P500 TRとSBI S&P500・Slim米国の比較

●直近1年 (2022/1/13~2023/1/13)
S&P 500 TR (円換算)
1,135,881→1,097,468 -3.382%

SBI S&P500
17,313→16,674 -3.691% 乖離 -0.309%

eMAXIS Slim米国株
18,885→18,192 -3.670% 乖離 -0.288%


●直近6ヶ月 (2022/7/13~2023/1/13)
S&P 500 TR (円換算)
1,105,417→1,097,468 -0.719%

SBI S&P500
16,824→16,674 -0.892% 乖離 -0.173%

eMAXIS Slim米国株
18,356→18,192 -0.893% 乖離 -0.174%


●直近3ヶ月 (2022/10/13~2023/1/13)
S&P 500 TR (円換算)
1,115,113→1,097,468 -1.582%

SBI S&P500
16,950→16,674 -1.628% 乖離 -0.046%

eMAXIS Slim米国株
18,501→18,192 -1.670% 乖離 -0.088%


●直近1週間 (2023/1/6~2023/1/13)
S&P 500 TR (円換算)
1,085,053→1,097,468 1.144%

SBI S&P500
16,487→16,674 1.134% 乖離 -0.010%

eMAXIS Slim米国株
17,987→18,192 1.140% 乖離 -0.005%


ETFとの比較で0.01%以上の乖離は
楽天全米が1/13に+0.0105%
SBI全米が1/10に-0.0126%、1/12に-0.0233%、1/13に+0.0327%
SBI S&P500が1/12に-0.0101%、1/13に+0.0120%


楽天の乖離はドル円が132円から129円に一気に円高になった日
SBI系の乖離は株価の変動が1%前後の時。ここまで大きく出たのは驚き。
特に、SBI全米の1/13。株価は-1.579%程度だったけれども、0.03%も乖離するとは。
何にせよ、最近の円高傾向で楽天全米とSBI全米の差も縮まってきた
(1ヶ月、3ヶ月だと楽天全米は対ベンチマークでプラス乖離)。
すでに6ヶ月比較では楽天全米の方が乖離が小さくなっている。
1年比較でもSBI全米との差が0.1%を切ってきた。
日銀の国債金利維持も限界なのか、すでに0.5%を上回っている状況だし、
金利上昇→円高となると、今年は楽天全米がSBI全米を巻き返すかも。


2160ジーエヌアイは底に引き戻される。
F351に疑問付ける風説が出回り、株価が急落。
長い下ひげをつけてある程度戻したものの全戻しには程遠い。
チャート的にはもう一度仕切り直しになってしまうのかな。
取りあえず2023年は、
・第二四半期のCBIOとの合併とF351の米国進捗。
・中国F351は中間解析するか?
・Cullgenの中国第一相試験開始とシリーズCや上場を行うか?
・BABの中国市場への浸透。美容事業への拡大。
・昨年末に合弁した日本事業の売上がどの程度になるか。
パッと思いついたのを書き連ねてみた。
治験は結果が2024年になりそうなのが多くて、治験の成功で一気に盛り上がるってのは無さそうな年。
でも、F351の中間解析で早期承認狙うってのはちょっと期待。パイプライン表のF351の2024年承認のためには
今年中に動きが無いと難しいと思うんだよね。いくら画期的治療薬で審査が早いとは言っても。

ま、中間解析が無くても、
中国の北京コンチネントの製薬事業が、CBIO通して米国へ
米国BABの人工骨は、すでに中国へも販売してたがさらに美容事業に拡大。そして、マイクレン通して日本へ
と、日米中に広がっていっている。
どんどん基盤ができていくって感じでルオ社長が経営手腕が凄い。
次はCBIOの米国治験進捗を待っての、製薬事業の日本への進出かな。
2030年までに目指しているグローバルな中堅製薬企業への道を邁進してるね。

 

今週の売買
2160ジーエヌアイ 買い。NISAロールオーバー分の穴埋めに。正直1214円で3枚入れられるとは思わなかった。
CBIOカタリストバイオ 買い。権利落ちで少しだけ購入。NISAの穴埋めに使おうかと思ってたけど、取りあえず指してたジーエヌアイがまさかの約定してしまったので、少しだけ購入。