新年を向かえ、今年から米国株投信を買わなくなり新興国株投信を買うようになるので、今までの米国株投信比較は終了。これからは新興国株投信を比較する。
新興国株式を購入する理由は、人口ボーナスに期待するから。
人口ボーナスとは、人口が増えればその分需要が増えて、経済が好調になるって考え。
日本の高度経済成長時期もそうだし、投信積み立ての考え方で一時期マイナスになっても投資信託を積み立て続ければいずれプラスになるってのも、世界人口が伸び続けてるからってのがあるね。
人口増加というと先進国で無く新興国。
そこで新興国株式投信の積み立てとなります。
新興国株式投信で代表的なものは
Slim新興国がMSCIエマージング・マーケット・インデックスに連動する新興株投信としては一般的なもの。
楽天新興国がFTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ(含む中国A株)・インデックスに連動するもので、小型株まで含むことが特色。
国別比率だとSlim新興国が
*2024.1.21追記。月報だと中国とケイマンが分かれてたから目論見書にしたけど、他と時期をあわせるために月報の情報も追記する。
MSCIは韓国が新興国扱いでFTSEだと韓国は先進国扱いなため、楽天の方には韓国が入らないという違いもあるが、どちらも中国や台湾といった人口上昇が止まった地域の割合が大きい。
そこで人口ボーナスの観点から出てきたのが
愛称の働きざかりって名前がズバリという感じ。
特色についてはピクテの特集サイト見るのが手っ取り早い
iTrust新興国の国別比率は
と中韓台が無くなり最近流行のインドが筆頭になっている。
基準価額も5年比較だとSlim新興国と同じくらいだが、3年比較だとiTrustの方が大きく上回っている(iTrust新興国78.7%、Slim新興国13.18%)。
そして昨秋に新しく登場したのが
もちろん中韓台は無く、人口ボーナスが期待できる。
EXE-iグローバルサウスの国別比率は
iTrust新興国との大きな違いは、iTrust新興国がアクティブファンドなのに対し、EXE-iグローバルサウスが各地域のインデックスをまとめたものである点。交付目論見書を見れば分かるがMSCIを中心とした各国の指数を組み入れている。
その点が信託報酬の差になっているのか、iTrust新興国が1.0895%なのに対し、EXE-iグローバルサウスが0.582%となっている。
とはいえ個人的には基準価額がどうなるかが全てだと思うので、そこまで気にしない。
Slim新興国、楽天新興国、iTrust新興国、EXE-iグローバルサウスと一通りの紹介したけれど、個人的に、規模の小さな新興国にさらに小さい小型株いらないかなと思ってるので楽天新興国は投資するつもり無し。
なので残りの3本を今後比較して行ければと思う。
ちなみに新NISAのつみたて枠対応はSlim新興国のみ。
なのでiTrust新興国とEXE-iグローバルサウスは成長投資枠か特定口座で積み立てることになる。
ここでつみたて枠についておさらいすると
つみたてNISAについて(金融庁 平成29年7月)によると
ってことになる。
iTrust新興国は50億円の純資産総額、EXE-iグローバルサウスは投資期間が引っかかりそう。
iTrust新興国の純資産総額は現在約20億円。iTrust世界株やインド株はつみたて枠に入ってるのであとは要件達成できるかしだいかと思う。
EXE-iグローバルサウスは設定されたばかりなので少なくとも5年は待たないと行けない。
つみたて枠に入れば購入しやすくなるんだけど仕方ない。
今現在での新興国株式の購入予定は
つみたて枠でSlim新興国、特定口座でiTrust新興国にする(成長投資枠は個別株で使用済み)。
EXE-iグローバルサウスは設定されたばかりなので様子見。
なので今後比較していくのだけれどね。