●新興国株式の投資信託について→ 新興国株式投資信託を買うにあたってのメモ

●米国株投信の比較→ 楽天全米・SBI全米・Slim全米、SBI S&P500・Slim米国・楽天S&P500の乖離率比較(2023.12.29)

●投資信託の乖離率についての考察は → 楽天全米とSBI・V・全米はどういう時に乖離するのか

●投資信託の積立日に関する考察は → 投資信託の積立日は何日が良いかの検証(2023.12.3)

●ジーエヌアイのパイプラインのまとめは → ジーエヌアイのパイプライン(2024.1.7)

投資信託の積立日は何日が良いかの検証(2023.12.3)

投資信託に積立日が何日が良いかの再検証。

前回5月の結果は↓

投資信託の積立日は何日が良いかの検証 - 米国株式投信とジーエヌアイグループを見守るブログ (hatenablog.com)

新NISAに向けて配分を買えるので積立設定日直前のこの時期に再検証をする。

 

対象は前回と同じ

楽天全米

②eMaxisSlim先進国株式

③eMaxisSlim新興国株式

④eMaxisSlim国内株式(TOPIX

⑤グローバル3倍3分法

 

但し、前回は月単位で考えていたので、月末締めの投資結果を評価したけど

今回は10日始まりの結果も評価した。

前回の月末月初の成績が良かったのは単に投資期間が長くなるからじゃないか?という点もそれで確認してみる。

*月末積立については投資資金は翌日反映だから月末締めで考えると投資期間が最大になるから

 

それでは早速結果発表

まずは設定日から2023.11.30までの期間

*横軸が積立日。縦軸がその積立日での利益率。積立日の翌営業日約定で計算しています。

楽天全米

楽天全米(2017年9月29日~2023年11月30日)

eMaxisSlim先進国株式

eMaxisSlim先進国株式(2017年2月27日~2023年11月30日)

③eMaxisSlim新興国株式

eMaxisSlim新興国株式(2017年7月31日~2023年11月30日)

④eMaxisSlim国内株式(TOPIX

eMaxisSlim国内株式(2017年2月27日~2023年11月30日)

⑤グローバル3倍3分法

グローバル3倍3分法(2018年10月4日~2023年11月30日)

概ね前回と変わらない傾向。

株式ファンドは月末月初が良くて、レバレッジバランスファンドのグロ3は20日前後が良い。

 

 

そして今回、新たに検証する10日始まり。

eMaxisSlim先進国株式と⑤グローバル3倍3分法で検証。

まずは

eMaxisSlim先進国株式

eMaxisSlim先進国株式(2017年3月10日~2023年11月10日)

結果が大きく変化。

10日に向かって利益率が下がっていく。

投資期間が重要なのが分かる。資金が出たら即積み立てするスケジュールを立てるのが良いのが分かった。

 

もう一つ追加検証。

コロナショックのボラが大きいときの影響があるような気もしたので、コロナショック後の期間でも検証。

検証期間は2020.12.1~2023.12.1。

*こちらは月末締めにこだわらず月末積立の投資資金が計算に反映されるよう2023.12.1までにしています

eMaxisSlim先進国株式(2020年12月1日~2023年12月1日)

綺麗な右肩下がり。

これをみても資金が出来たら即積み立てが正しいと言えるかな。

 

⑤グローバル3倍3分法

グローバル3倍3分法(2018年10月10日~2023年11月10日)

株式ファンドとは大きく違った結果。

月末締めの時と同じ傾向。

20日前後の積立が良い。

 

 

まとめ

株式ファンドの投資日はいつでも良い。始まりの日しだい。

クレジットカード積立で1日積立なら、それはそれで良いと思う。

一方でグローバル3倍3分法は20日前後が良い。

クレジットカード積立よりも楽天キャッシュ積立か証券口座の資金をつかった通常の積立てで日付指定するのが良いかな。