●新興国株式の投資信託について→ 新興国株式投資信託を買うにあたってのメモ

●米国株投信の比較→ 楽天全米・SBI全米・Slim全米、SBI S&P500・Slim米国・楽天S&P500の乖離率比較(2023.12.29)

●投資信託の乖離率についての考察は → 楽天全米とSBI・V・全米はどういう時に乖離するのか

●投資信託の積立日に関する考察は → 投資信託の積立日は何日が良いかの検証(2023.12.3)

●ジーエヌアイのパイプラインのまとめは → ジーエヌアイのパイプライン(2024.1.7)

楽天全米とSBI全米、SBI S&P500とeMAXIS Slim米国の乖離率比較 (2023.3.31)

米国株投信の中でも人気の楽天全米、SBI・V・全米、SBI・V・S&P500、eMAXIS Slim米国の4本を、それぞれベンチマークと比較。
今週はジーエヌアイの株主総会


■CRSP US Total Market TRと楽天全米・SBI全米の比較

●直近1年 (2022/3/31~2023/3/31)
CRSP US Total Market TR (円換算)
504,381→486,904 -3.465%

楽天全米株
20,413→19,628 -3.846% 乖離 -0.380%

SBI全米株
11,559→11,124 -3.763% 乖離 -0.298%


●直近6ヶ月 (2022/9/30~2023/3/31)
CRSP US Total Market TR (円換算)
473,442→486,904 2.843%

楽天全米株
19,109→19,628 2.716% 乖離 -0.127%

SBI全米株
10,835→11,124 2.667% 乖離 -0.176%


●直近3ヶ月 (2022/12/30~2023/3/31)
CRSP US Total Market TR (円換算)
459,620→486,904 5.936%

楽天全米株
18,535→19,628 5.897% 乖離 -0.039%

SBI全米株
10,504→11,124 5.903% 乖離 -0.034%


●直近1週間 (2023/3/24~2023/3/31)
CRSP US Total Market TR (円換算)
463,951→486,904 4.947%

楽天全米株
18,695→19,628 4.991% 乖離 +0.043%

SBI全米株
10,597→11,124 4.973% 乖離 +0.026%


■S&P500 TRとSBI S&P500・Slim米国の比較

●直近1年 (2022/3/31~2023/3/31)
S&P 500 TR (円換算)
1,184,527→1,157,131 -2.313%

SBI S&P500
18,036→17,566 -2.606% 乖離 -0.293%

eMAXIS Slim米国株
19,683→19,167 -2.622% 乖離 -0.309%


●直近6ヶ月 (2022/9/30~2023/3/31)
S&P 500 TR (円換算)
1,117,801→1,157,131 3.518%

SBI S&P500
16,999→17,566 3.335% 乖離 -0.183%

eMAXIS Slim米国株
18,548→19,167 3.337% 乖離 -0.181%


●直近3ヶ月 (2022/12/30~2023/3/31)
S&P 500 TR (円換算)
1,087,922→1,157,131 6.362%

SBI S&P500
16,530→17,566 6.267% 乖離 -0.094%

eMAXIS Slim米国株
18,035→19,167 6.277% 乖離 -0.085%


●直近1週間 (2023/3/24~2023/3/31)
S&P 500 TR (円換算)
1,103,453→1,157,131 4.865%

SBI S&P500
16,749→17,566 4.878% 乖離 +0.013%

eMAXIS Slim米国株
18,280→19,167 4.852% 乖離 -0.012%


ETFとの比較で0.01%以上の乖離は
SBI全米が3/30に-0.0258%
SBI S&P500が3/27に-0.0102%、3/30に-0.0173%、3/31に-0.0137%


3/24にVOOに1.4874ドルの分配金。
SBIの乖離の日はいつも通り株価上昇の日。
一方で楽天全米は0.01%越える乖離はなかったものの
円安基調のため小さなマイナス乖離が続いた。
週間では楽天全米もSBI全米も変わらなかったね。


2160ジーエヌアイは株主総会があった。
今年も出席したが、ルオ社長が日本語で話したりとビックリ。
以下メモした内容からピックアップ。

・BCは4~6級の都市に向けて拡大。P/Lは崩さないようにする。
・BCの400人の営業チームはコロナ禍でも売上伸ばした。誇りに思っている。
・米国は今後さらなるニュースがでる。
・2023年BCの売上伸びは1桁の見込み。
・2022年の研究開発費は抑制していた。2023年は75%増加する見込み。
・画期的治療薬により通常500~700人のP3が240人になった。45%組み入れ。年末までに完了する。米国と中国のスピードのバランスを図る。
・CullgenはTop-tierの企業。プライベートエクイティベンチャーキャピタルの投資でリスク分散。Cullgenの投資家たちは上場を希望しているが、現在のバイオセクタの状況は良くない。
・中国ロックダウンの中、Cullgenは真っ直中でIND。オフィスに一人づつ入って準備した。
・株価について、香港のバイオは70%下落。米国記事だと140社のバイオ企業が時価総額がキャッシュを下回る。このような環境で昨年800万ドルを投資。今後朗報を伝えられるよう邁進。
・配当について、配当と投資の比較。Cullgenの新株予約権は1%配当するより良い。
・株価を上げるため長期で保有する機関投資家に買って欲しい。ただし今、コミュニケーションは年1~2回程度。
・マイクレンは日本の規制についてPMDAと相談。スケジュールはマイクレンとの統合を優先。

印象に残ったのはまずルオ社長の日本語演説。そしてコロナ禍の中国の実情。
オフィスに一人ずつしか入れないとは。誇りに思うと言ったルオ社長の表情も良かった。

そのほか、有報、事業計画及び成長可能性に関する事項、CBIOの10-K書類が出た。
CBIOの10-K書類は色々書いてるようなので(米国F351のP2aの話とか)、少しずつ読んでいきたい。


今週の売買
なし