●新興国株式の投資信託について→ 新興国株式投資信託を買うにあたってのメモ

●米国株投信の比較→ 楽天全米・SBI全米・Slim全米、SBI S&P500・Slim米国・楽天S&P500の乖離率比較(2023.12.29)

●投資信託の乖離率についての考察は → 楽天全米とSBI・V・全米はどういう時に乖離するのか

●投資信託の積立日に関する考察は → 投資信託の積立日は何日が良いかの検証(2023.12.3)

●ジーエヌアイのパイプラインのまとめは → ジーエヌアイのパイプライン(2024.1.7)

楽天全米とSBI全米、SBI S&P500とeMAXIS Slim米国の乖離率比較 とジーエヌアイ(2023.9.15)

米国株投信の中でも人気の楽天全米、SBI・V・全米、SBI・V・S&P500、eMAXIS Slim米国の4本を、それぞれベンチマークと比較。そして今週のジーエヌアイの雑感。


■CRSP US Total Market TRと楽天全米・SBI全米の比較

●直近1年 (2022/9/15~2023/9/15)
CRSP US Total Market TR (円換算)
509,416→601,020 17.982%

楽天全米株
20,565→24,185 17.603% 乖離 -0.379%

SBI全米株
11,654→13,705 17.599% 乖離 -0.383%


●直近6ヶ月 (2023/3/15~2023/9/15)
CRSP US Total Market TR (円換算)
476,487→601,020 26.136%

楽天全米株
19,208→24,185 25.911% 乖離 -0.224%

SBI全米株
10,888→13,705 25.873% 乖離 -0.263%


●直近3ヶ月 (2023/6/15~2023/9/15)
CRSP US Total Market TR (円換算)
553,656→601,020 8.555%

楽天全米株
22,302→24,185 8.443% 乖離 -0.112%

SBI全米株
12,636→13,705 8.460% 乖離 -0.095%


●直近1週間 (2023/9/8~2023/9/15)
CRSP US Total Market TR (円換算)
591,774→601,020 1.562%

楽天全米株
23,820→24,185 1.532% 乖離 -0.030%

SBI全米株
13,498→13,705 1.534% 乖離 -0.029%


■S&P500 TRとSBI S&P500・Slim米国の比較

●直近1年 (2022/9/15~2023/9/15)
S&P 500 TR (円換算)
1,198,666→1,433,470 19.589%

SBI S&P500
18,229→21,715 19.123% 乖離 -0.465%

eMAXIS Slim米国株
19,892→23,715 19.219% 乖離 -0.370%


●直近6ヶ月 (2023/3/15~2023/9/15)
S&P 500 TR (円換算)
1,128,003→1,433,470 27.080%

SBI S&P500
17,127→21,715 26.788% 乖離 -0.292%

eMAXIS Slim米国株
18,689→23,715 26.893% 乖離 -0.188%


●直近3ヶ月 (2023/6/15~2023/9/15)
S&P 500 TR (円換算)
1,317,917→1,433,470 8.768%

SBI S&P500
19,980→21,715 8.684% 乖離 -0.084%

eMAXIS Slim米国株
21,819→23,715 8.690% 乖離 -0.078%


●直近1週間 (2023/9/8~2023/9/15)
S&P 500 TR (円換算)
1,409,885→1,433,470 1.673%

SBI S&P500
21,362→21,715 1.652% 乖離 -0.020%

eMAXIS Slim米国株
23,327→23,715 1.663% 乖離 -0.010%


ETFとの比較で0.01%以上の乖離は
なし


今週も大きな乖離なし。
一年前に行った、株価の変動とETF買うだけファンドの乖離率についての考察を更新。

simess.hatenablog.com


ついでに気になっていた為替の変動とETF買うだけファンドの乖離率についても検証。
結論から言うと、SBI全米が株安の時にプラス乖離、株高の時にマイナス乖離という傾向は継続。
直近1年だけの数字で検証しても同様なので、ファンド設定時の混乱というわけでなく、ファンドとしての性格なのだろう。
ついでに行った為替については、今まで感じていた通り、楽天全米は円安でマイナス乖離、円高でプラス乖離の傾向があることが分かった。
かねがね予想通りの結果で満足。


とはいえ、eMaxisSlim全米株式が新登場したので、全米ファンドはSlimで良いじゃん!って気がしなくも無い。

emaxis.jp


SBI S&P500とSlim米国の比較だと、Slimが圧倒的に安定。
ETF買うだけファンドに安定を求めてはいけないのかも知れないけれど、
それならETF買うだけファンドのコストが安いかと言うと、
上に載せてる比較で見れば一目瞭然。Slimの方が良いときてる。


このブログの存在意義が無くなりそう。


ちなみにSlim米国のベンチマーク「MSCI USA インベスタブル・マーケット指数」のトータルリターンの時系列が
どこにあるか分からないため、比較はしないつもりです。


2160ジーエヌアイは2100円を底値にした展開。
日足での調整はソロソロかな?もう少しかな?ってな感じ。
そんなことより、勝手に引用して良いのか分からないけど
キャッツ18番さんの情報(twitter.com)で、CBIOと同時期に補充材料要求された
Haoxi Health Technology Limitedが9月14日に中国証監会の承認を得た模様。
確認してみると、境内企业境外发行证券和上市备案情况表で
8月24日までのものには掲載されておらず
8月31日までのものに、

41 Haoxi Health Technology Limited(浩希健康科技有限公司 间接境外上市 北京浩希数字科技有限公司 纳斯达克交易所 EF Hutton 北京市鑫诺律师事务所 6月27日 补充材料 秘交转公开


で掲載。
キャッツ18番さんの言う通り8月25日に目論見書(Form-F1)を出しているようなので、
翌営業日の28日に中国証監会へ報告→非公開にしていたものを公開へ&補充材料要求→8月31日までの状況表に記載。
って流れか?
規定だと20営業日以内に承認の流れだと思うが、28日からだと13営業日。かなり早い。
補充材料の要求があった後に資料を用意だと時間が掛かりそうだし、
6月27日に中国証監会へ申請後、目論見書を出すまでのあいだに補充材料は提出していたのか?
もしそういうことが可能なら、CBIOの招集通知に書かれてた
In June 2023, BC received comments from the CSRC on its filing materials, and BC filed its responses and supplemental materials to the CSRC. 
2023 年 6 月、BC は提出資料に対する CSRC からのコメントを受け取り、BC はその回答と補足資料を CSRC に提出しました。(Google翻訳
の意味が分かるんだが。


そんなところで、そろそろ承認があるかも知れないと考えてグニを短期用に少し追加してみるつもり。
最近はデイトレの練習しかしてなかったので。


今週の売買
2160ジーエヌアイ 買い&利確&損切りデイトレの練習継続中。
2516マザーズETF 買い。週足がもう少し上向いてからでも良かった気もする。