●新興国株式の投資信託について→ 新興国株式投資信託を買うにあたってのメモ

●米国株投信の比較→ 楽天全米・SBI全米・Slim全米、SBI S&P500・Slim米国・楽天S&P500の乖離率比較(2023.12.29)

●投資信託の乖離率についての考察は → 楽天全米とSBI・V・全米はどういう時に乖離するのか

●投資信託の積立日に関する考察は → 投資信託の積立日は何日が良いかの検証(2023.12.3)

●ジーエヌアイのパイプラインのまとめは → ジーエヌアイのパイプライン(2024.1.7)

楽天全米とSBI全米、SBI S&P500とeMAXIS Slim米国の乖離率比較 (2022.3.25)+ジーエヌアイグループの株主総会について

米国株投信の中でも人気の楽天全米、SBI・V・全米、SBI・V・S&P500、eMAXIS Slim米国の4本を、それぞれベンチマークと比較。
今週は2160ジーエヌアイの株主総会があった。


■CRSP US Total Market TRと楽天全米・SBI全米の比較

●直近1年 (2021/3/25~2022/3/25)
CRSP US Total Market TR (円換算)
386,508→494,420 27.920%

楽天全米株
15,696→20,005 27.453% 乖離 -0.467%


●SBI全米設定日~ (2021/6/29~2022/3/25)
CRSP US Total Market TR (円換算)
434,576→494,420 13.771%

楽天全米株
17,636→20,005 13.433% 乖離 -0.338%

SBI全米株
10,000→11,329 13.290% 乖離 -0.481%


●直近6ヶ月 (2021/9/24~2022/3/25)
CRSP US Total Market TR (円換算)
448,485→494,420 10.242%

楽天全米株
18,191→20,005 9.972% 乖離 -0.270%

SBI全米株
10,303→11,329 9.958% 乖離 -0.284%


●直近3ヶ月 (2021/12/24~2022/3/25)
CRSP US Total Market TR (円換算)
487,896→494,420 1.337%

楽天全米株
19,781→20,005 1.132% 乖離 -0.205%

SBI全米株
11,199→11,329 1.161% 乖離 -0.176%


■S&P500 TRとSBI S&P500・Slim米国の比較

●直近1年 (2021/3/25~2022/3/25)
S&P 500 TR (円換算)
877,899→1,160,176 32.154%

SBI S&P500
13,434→17,667 31.510% 乖離 -0.644%

eMAXIS Slim米国株
14,630→19,279 31.777% 乖離 -0.377%


●直近6ヶ月 (2021/9/24~2022/3/25)
S&P 500 TR (円換算)
1,025,466→1,160,176 13.137%

SBI S&P500
15,655→17,667 12.852% 乖離 -0.284%

eMAXIS Slim米国株
17,063→19,279 12.987% 乖離 -0.149%


●直近3ヶ月 (2021/12/24~2022/3/25)
S&P 500 TR (円換算)
1,133,584→1,160,176 2.346%

SBI S&P500
17,274→17,667 2.275% 乖離 -0.071%

eMAXIS Slim米国株
18,849→19,279 2.281% 乖離 -0.065%


*設定来については月報とベンチマークの参照日が異なります。

投資信託の月報で設定来の算出方法 - Simple and Essential


ETFとの比較で
楽天全米が3/23に-0.0101%
SBI全米が3/22に-0.0131%、3/25に-0.0150%
SBI S&P500が3/22に-0.0126%、3/23に-0.0120%、3/25に-0.0151%
の乖離


VTIが米国時間3/23に0.7082ドル、VOOが米国時間3/24に1.3737ドルの分配金


米国株は上昇継続。
ただ上昇中の米国時間3/23の反落時は、楽天もSBIもベンチマークからの乖離が起きた
(日本時間3/24に楽天は-0.1194%、SBIは-0.1210%)。
やっぱり急に反落したときは、元ETF自体がベンチマークから乖離してしまうのだろうな。
ともあれ米国株は上昇。そろそろ短期的には天井な気もするけど。


2160ジーエヌアイは1400円台回復。
株主総会
①米国F351については、FDAと協議中。NASHは多くの治験が失敗している。リスクを避けるため急いでいない。
②北京コンチネントの目論見書と日本のIRの差異については、北京コンチの情報を使う。上場規則で詳細に話せない。香港の資料を標準として参照。
③日本事業については、積極的にプッシュ。注意が必要な領域。ニュースが出た時点で開示。
④BABについては、新規プロダクト導入、販売網拡充。中国で上市している。日本は複雑で信頼出来るパートナーが必要。ブランド名を利用していく。
⑤Cullgenについては、がん領域で多くのパイプライン。毎年IND申請と考えてる。
ってなところか(メモした内容なので間違えがある可能性もあります)。
米国については、ゆっくりな進捗になるのは残念。とはいえ大手も失敗している領域だから仕方ないか。
あと、BABの中国上市は今まで開示が無かったような。
そして話を聞いてて気になったのは日本事業についての、注意が必要な領域。ニュースが出た時点で開示。という点。
ニュースが出た時点で開示ってのは、表に出た時点じゃないと話せない事情、例えば他社と秘密保持契約でも結んでんじゃないのかなぁ、と。
ま、あくまで話を聞いてて引っかかっただけで、想像だけども。


今週の売買
2160ジーエヌアイ 損切り。高いところで買ってた玉を売却。安いところで買ったものと入れ替えのポジション調整。