以前書いた内容を独立した記事にして再掲。
楽天全米とSBI全米、SBI S&P500とeMAXIS Slim米国の乖離率比較 (2022.7.3) - 米国株式投信とジーエヌアイグループを見守るブログ
独立させないと振り返りたいときに検索しづらいことに気付いた。
以下、転記。
SBI全米が一周年。
楽天全米との比較だと、SBI全米のほうが乖離率が低く良い結果となった。
このあとで検証するが、SBI全米は下落局面での上方乖離が多く、
ここのところの株価の下落は、SBI全米に有利に働き特に3ヶ月比較で顕著に現れたのかなと思われる。
上のグラフは円換算したVTIの前日比(X軸)と、楽天全米・SBI全米の元ETFとの乖離率(Y軸)。
期間は2021年6月30日~2022年7月1日。
両ファンド共にVTIが前日比でプラスであるほどマイナス乖離、マイナスであるほどプラス乖離する傾向がある。
一方で、乖離率は楽天全米よりSBI全米のほうがブレが大きく出る。
現在みたいに大きなマイナスが続くときは、SBIの方がプラス乖離が出やすくなる。
純資産額が貯まってる直近でもこの傾向は見られるので、今後もこの傾向は続くのではないかと想像できる。
上で書いたように直近の3ヶ月比較でSBI全米が楽天全米を圧倒してるのも、このところの株価急落の影響が反映されたのではないかと推測。
株価上昇局面では楽天全米が有利になるのではないかと思われる。
もっとも米国株はSlim米国もある。
正直、一日当たりの乖離率もかなり優秀なので、小型株にこだわらなければSlim米国で間違いは無いと思う
(直近は上で書いたSBI系の傾向もあって、SBI S&P500が有利だが)。
小型株にロマンを感じる自分みたいな人は、現在のところ有利なSBI全米を選ぶか、比較的ブレの少ない楽天全米を選ぶか
好みの問題かなと思う。
(2022.8.13追記)
検証してないが楽天全米は為替の変動に弱いように思う。
円安だとマイナス乖離、円高だとプラス乖離するイメージ。
先物が入ってるからじゃないかと思ってるがどうだろう?