●新興国株式の投資信託について→ 新興国株式投資信託を買うにあたってのメモ

●米国株投信の比較→ 楽天全米・SBI全米・Slim全米、SBI S&P500・Slim米国・楽天S&P500の乖離率比較(2023.12.29)

●投資信託の乖離率についての考察は → 楽天全米とSBI・V・全米はどういう時に乖離するのか

●投資信託の積立日に関する考察は → 投資信託の積立日は何日が良いかの検証(2023.12.3)

●ジーエヌアイのパイプラインのまとめは → ジーエヌアイのパイプライン(2024.1.7)

ジーエヌアイグループの今後のスケジュールを予想する

アステラスとの提携が嬉しいので今後のスケージュールを想像する。

浮かれ気味の予想になってるとは思うけど。

なので間違っててもご勘弁を。

 

2023.6.17初版

2023.6.24,25 確率変更、2024年以降追記やら色々

2023.7.9 6月結果更新。情報追記。→2023.7.13 6月結果変更 

2023.7.22 結果更新。確率修正。

2023.7.30 予想の月と確率変更(北京コンチ、Cullgen、じん肺

2023.8.19 20 2024年にCullgenアステラスのINDとCullgenアストラゼネカの提携の予想を追加。予想の月と確率変更(F351登録完了、じん肺)。2024年以降の確率をテキトーに設定。

2023.9.2 8月結果更新。

 

2023年

6月

6月末までにCBIOの上場維持発表 確率95%

 ナスダックから指摘を受けて7日以内にヒアリング申請。申請後30~45日程度でヒアリング。ヒアリングから30日以内に結果公表(会社にはそれより前に通知)ってことのよう(Reference Library Search - Nasdaq Listing Center)。

 5月2日に通知を受けたため、横着しなければすぐ返事を出しただろう。ヒアリングはググってみると30日前後で開かれることが多そうなので、6月頭にヒアリング。中国証監会への海外市場上場の申請を6月1日にしてるので5月末にヒアリングした可能性もある(具体的な取り決めを公表してから3営業日以内の申請)。そこから会社への通知は20日強と予想。

 上場維持が認められれば180日を上限に上場維持の要件を整える猶予期間が貰える。

(2023.7.9)

結果×

 7月9日現在まだ出ず。

 なので取りあえず最大値を書いておこうと思う。

・5月2日通知で7日以内にヒアリング要請なので5月9日

・30日~45日でヒアリングなので、45日として6月23日

・30日以内に結果なので、7月23日

となる。

 アステラス提携が嬉しかったとはいえ、確率予想が甘すぎたね。

(2023.7.13)

結果△

 今日の朝、CBIOより仮招集通知(修正3)が出た。 

その中のRISK FACTORSのところに

On June 27, 2023, the panel granted Catalyst a suspension of delisting until October 30, 2023. 

だと!?

朝、確認したときはビックリした。

6月27日にヒアリングパネルから10月30日まで上場廃止の停止が認められた、と。それがリスクのところにサラッと書いてある、と。

 

 というわけで、6月にCBIOの上場維持がNASDAQから認められてたので△にした。まさかヒアリングの結果出たのにIRしないってのは想定外だよ。

 IRしない、遅いっていう、グニの悪い病気がCBIOにも感染したとしか思えない。

 ともあれこれで一安心。株主総会は昨年のようなプロキシーファイトも無さそうで、総会のためにY優先株を発行することから、順当に合併を可決すると思われる。

 ちなみに昨年は仮招集通知(修正3)の翌日に確定した招集通知が出たけど、今年はどうなるだろう?

 下に書いてるように招集通知は7月予想だから、ソロソロかなぁと思うけど。

 

7月

CBIOの株主総会日時決定 確率95%

 昨年の招集通知は7月19日。今年も同様かと。楽天証券から6月21日総会っていうメールも来たけど、正式な招集通知がまだなのに出来るわけ無い。仮の招集通知も第3四半期と書いてあったしね。

(2023.7.21)

結果○

7月20日招集通知の最終版。8月29日に株主総会決定。

Reutersの8月16日株主総会予定から、昨年の一日遅れで7月20日招集通知と予想はしてた。ドンピシャだったけど総会日時が違ってたから、ただの偶然だね。

 

8月

CBIO株主総会&北京コンチネントのナスダック上場 確率99%

結果△

 上の招集通知と連動。昨年は8月15日でした。

 株主総会では、発行可能株式総数増、優先株式普通株式への転換が行われて取引2が成立。株式併合も加えてナスダックの上場要件も満たされる。晴れて北京コンチネントのナスダック上場が完了(正式にはCBIOから名前を変えたGyre Therapeuticsが親会社として上場)。

(2023.6.25)

ロイターだと8月16日。バーチャル株主総会のサイトだと10月3日。F351Agreementが9月末までなこと、Linkedinの求人が8月なことから予想は変えないでおく。

(2023.7.9)

 バーチャル株主総会のサイトは表示が消えたけど、今度は楽天メールが10月3日。

 楽天メールは決算予定日と6月21日総会予定日と2回連続で間違えてるので、Reutersの8月16日予定を信じる(CBIO.O - Catalyst Biosciences Inc イベント | Reuters)。

(2023.7.21)

確率95%→99%

招集通知の最終版で日時が決定したため。

100%のものは無いってことで99%。

ま、予想でも何でも無くなったけど、前月までは確率変更OKっていう自分ルールで楽しんでるので変更した。

UPDATE(2023.9.2)

株主総会はOKだったが、その後の手続きのことをすっかり忘れてた。

今後の流れとしては中国証監会の承認。それを受けて優先株の転換等でCBIOを支配下に置いてSECやNASDAQの手続きって感じかな?

8月25~31日に中国証監会から補充材料の要求。4週間くらいかかると考えると10月上旬には許可が出るかな?

 

 

Cullgenのナスダック上場ドラフト公開 確率75%

結果×

 他のTPD企業の事例だと

  シリーズC DRS 上場
Arvinas 2018/4/4 2018/6/22 2018/9/27
Kymera Therapeutics 2020/3/12 2020/6/22 2020/8/21

以下はシリーズCでは無いけれど(C4はシリーズB、Nurixは$120Mの調達)

  資金調達 DRS 上場
C4 Therapeutics 2020/6/16 2020/8/6 2020/10/2
Nurix Therapeutics 2020/3/12 2020/5/5 2020/7/24

 なので、5月8日のシリーズCから3ヶ月後の8月がドラフト公開はありえそう。株主総会でのルオ社長は、Cullgenへの投資家は当然上場を期待している。ただバイオセクターの状況は悪い。というような話をしてた(GNIグループ2022年12月期通期 株主総会の質疑応答の概要)。でも今は、米国株市場絶好調。逆に先に延ばせば延ばすほど市況に不安がある状況だと思う。なのでこの期を逃さず上場させるんじゃないか?

(2023.7.21)

確率65%→75%

上に書いてる(2023.7.30注記 今は下に書いてる)Gyre提携予想と同じく、ストックオプションが出たので確率を上げた。

さらに米国株は上がり続け、S&P500は年初4000前後だったのが今は4500。2021年末のピークの4800が見えてきた。上場する環境も整ったんじゃないかな?

というわけで確率を10%上げた。Gyre提携と違い日数も余裕あるしね。

……GyreとCullgenどちらか一つでも来て欲しい。出来れば両方。

(2023.7.30)

アナリストリポートを適時開示で公開。目標株価5190円のレポートをワザワザ適時開示したのは株価を上げたい狙いがあるのか?CullgenのIPO時にCVIからCullgen株買い取るための資金調達、第46回・第47回の新株予約権のうち、第46回の行使価額は2306円だ。ま、憶測なので確率は変更しない。

(2023.8.12)

第2四半期決算概要で「上場に向けた下地が整う」と記載。

上場することは確定であとは時期だけだな。

予想変更は前月までの自分ルールのため予想はそのまま。

UPDATE(2023.9.2)

上場に向けたIRになってきてるとは思うが9月中の上場ならず。

今年中の上場ならCVIからのCullgen株購入も、昨年末時点のCullgenの評価額なので格安。それもあって今年中の上場をして欲しいが。

 

9月

北京コンチネント(Gyre)が提携 確率60%

 2022年12月27日開示の「北京コンチネントをCatalyst Biosciencesの連結子会社とし、同社を当社の連結子会社とする取引等に関するお知らせ」に関するよくあるご質問とその回答で「F351の次期医薬品をグローバルに事業開発・販売するためには、事業上のパートナーが必要」と言っていたんだから当然提携による資金調達があると考える。そもそもCBIOの元からあった資金はCVRで出て行くので、資金調達の必要が必ずある。株主総会議案にも無議決権株式を創設したりで、資金調達に向けた動きが見える。

 今年中に米国治験を予定してるので、何らかの資金調達の動きはあるだろう。ただし、上場後すぐ行うかなと思ってはいるけど、マイクレンとの時のように統合を優先するとか言い出す可能性もある。または、提携ではなくファンドから出資を受けるだけの可能性もある。なので確率は減らした。

 個人的には今年から社外取締役になったUCBあたり気になる。EPSの件があったからね。歴史は繰り返すか?

 Cullgenのアステラスとの提携があったのでグニも大手と提携することが分かり、確率を少し上げた。ファンドとの提携の可能性も大きいかと思ってたので。

(2023.7.21)

確率50%→55%

7月20日ストックオプションIR

過去のストックオプション

2022年11月18日(割当日11月24日)→12月29日に北京コンチのCBIOとの逆さ合併を公表

2020年6月19日(割当日7月6日)→8月17日にF351の2相の良好結果発表

と直近に良ネタが出てる。

今回の割当日は8月4日。8月 or 9月に期待できるので確率を上げた。

株主総会が8月29日で8月の残り日数が少ないので5%だけ。

(2023.7.30)

予想日時を8月→9月、確率を55%→60%

株主総会が8月29日なんだから、どう考えても8月中の提携は無理だろうと諦めたので、9月に変更。それにともない確率を5%アップ。

UPDATE(2023.9.2)

買収手続きが9月中に終わるかも微妙なところか?

合併しないと次のステップに映るのは難しそうだけどどうなんだろう?

無議決権株式の発行も否決されたしなぁ

 

10月

中国F351の被験者登録完了 確率80%

 年初のコロナで遅れている中国F351。株主総会でルオ社長が年内と話していた(GNIグループ2022年12月期通期 株主総会の質疑応答の概要 )けど、コロナ第2波が起きてるし、今後3波も起こるだろうしで遅れると予想。いつも通りでしょ。

(2023.6.24)

確率30%→60%

Hydroxynidone Capsules in Long-term Treatment in Patients With Chronic Viral Hepatitis B Liver Fibrosisで現在の3相に引き続いて5年のロングターム試験を行うことが公開された。

Estimated Study Completion Date  :    October 20, 2028

となっているため現在のところ、今年の10月20日に最終治験者の治験開始のよう。コロナの影響で遅れたとしても年明けまで延びる可能性は低くなったと判断し、確率を上げた。

(2023.8.12)

12月→10月。確率60%→80%

第Ⅲ相臨床試験進捗状況が開示され、残り53名。第2四半期末からみると、1ヶ月半で38名。決算概要にもあるように登録者数は加速。上に書いている10月20日終了の目途が立ってるのではないかと思わせる。

コロナとかはまだ心配なところはあるから割り引いて80%とした。

 

11月

Cullgenのナスダック上場 確率70%

 8月にドラフト公開したら11月上場かと。なので確率も同じ。

 上場したらCVIの新株予約権行使、CVIへのオプション権行使、CVIからCullgen株の取得までがセットかな。30%前後が理想的と言っているので(GNIグループ2023年12月期第1四半期決算説明会および最近頂いたご質問における 質疑応答(Q&A) の概要 )上場後もオプション権行使でその程度維持できる見込みがあるのかな。

(2023.7.21)

確率65%→70%

ドラフト公開時期予想を変更したのでこちらも変更。

時期が少しズレる可能性も考慮して5%だけ。

 

12月

米国F351のIND 確率65%

 FDAプロトコル合意済み(GNIグループ2023年12月期第1四半期決算説明会トランスクリプト )。CBIOも年内予定と言っている。でもグニだからなぁ、と思ってしまう。360mg、24週、60名の試験予定。

 

2024年

1~3月

F528慢性閉塞性肺疾患COPD)のIND 確率50%

 CBIOの仮招集通知(修正1)より。

(2023.8.12)

 確率なし→50%

 8月11日に北京コンチがクラス2会議。時期的にF528かF230のどちらかだろう。

 よって50%の確率設定。

 

F230肺動脈性肺高血圧症(PAH)のIND 確率50%

 CBIOの仮招集通知(修正1)より。

(2023.8.12)

 確率なし→50%

 8月11日に北京コンチがクラス2会議。時期的にF528かF230のどちらかだろう。

 よって50%の確率設定。

2024年中

(2023.8.12)

Cullgen 乳がん(アステラスと提携)IND 確率50%

 アステラスとの細胞周期タンパク質分解誘導薬で提携開示。乳がんやその他の固形がんを対象ということなので、最初は乳がんでのINDになるのかな。2023Q2の決算概要だとパイプライン一覧で細胞周期は他の前臨床のものと違い1相手前の表示なので年内・年明けには見込めるのかな?

 

(2023.8.12)

Cullgenがアストラゼネカと提携 確率50%

 2023年第2四半期決算概要で「新たな製薬会社との提携可能性」と記載。

提携するならファンドを通して出資もしているアストラゼネカだろう、と予想。

 

2025年

1~3月

中国F351承認 確率30%

 CBIOの仮招集通知(修正1)より。

(2023.8.12)

 確率なし→30%

 F351が2024年10月に治験終了するなら何とかなるのか?。データ集積と解析にどれくらい時間が掛かるか。あとは上市加速化制度がどの程度のものなのか?第2四半期になりそうな気もするので確率30%。

 

2025年中

CullgenのCG001419(TRK分解剤)、中国1/2相トップライン公表 確率30%

 2022年8月9日にIND承認(連結子会社 Cullgen の TRK 分解剤に関する IND 申請承認のお知らせ)。2023年4月26日に人類遺伝資源局の承認

(2023.7.30)

 未定→2025年中

 2023年7月27日一人目投与(CULLGEN ANNOUNCES FIRST-IN-HUMAN DOSE IN PHASE I/II TRIAL OF CG001419)。ClinicalTrials.govで適当に検索してガンの1相は2~3年くらいのものが多そうかな?と。

(2023.8.12)

 確率なし→30%

 他の事例を見ながらのあまりにテキトーな時期予測を反映した確率設定。

 

2026年

アイスーリュイのじん肺(PD)の上市 確率30%

 2022年6月13日に3相の最初の被験者登録(北京コンチネント薬業有限公司によるピルフェニドンカプセル(F647)のじん肺疾患適応のための第Ⅲ相臨床試験の最初の被験者登録についてのお知らせ

(2023.7.30)

 アナリストレポートによると2027年に上市。

(2023.8.12)

 2027年→2026年 確率なし→30%

 アナリストレポートが2026年に変更された。それに合わせて変更。

 アナリスト予測そのまま受け入れ予想なので、確率は自信なしの30%。3相の状況も分からないので。

 

時期が推察できない事柄の現在の進捗状況

*今後のマイルストーン、承認予定時期は古い情報だけれども2022年12月期 第3四半期連結決算概要を参照すると参考程度になる。

 

F573急性肝不全(ALF)

 2023年3月28日に2相の最初の被験者登録(中国における F573 の第Ⅱ相臨床試験開始についてのお知らせ

 

アイスーリュイの糖尿病性腎症(DKD)

 1相終了。2022年10月4日にクラス2会議フィードバック(CDEのサイトより)

 

 

アイスーリュイの結合組織疾患を伴う間質性肺疾患(SSc-ILDおよびDM-ILD)

 2018年6月に3相の最初の被験者登録(アイスーリュイの中国における CTD-ILD を適応症とした第3相臨床試験開始に関するお知らせ中国におけるアイスーリュイの CTD-ILD(強皮症)を適応症とした第3相臨床試験開始に関するお知らせ

2023年12月期 第1四半期決算短信によると今は他の疾患を優先。

 

多発性硬化症ジェネリック薬)

 2023年6月7日ランプ消灯(CDEのサイトより)

 

CLD関連血小板減少症(ジェネリック薬)
 ランプあと一つ(CDEのサイトより)
(2023.7.9)
 2023年6月28日ランプ消灯(CDEのサイトより)
 
 
F351の肺線維症
 特許出願中。
PCT/CN2022/097197 a combination of hydronidone and dextromethorphan and their application to the treatment of pulmonary fibrosis(仮招集通知(修正1)

 

Cullgen CG001419(TRK分解剤)米国IND

 米国FDA(食品医薬品局)との米国での臨床試験前の協議は継続(2023年12月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)

 

 

最後に、あくまでも個人的な楽しみで調べた&予想したものなので、間違ってる可能性が大いにあります。ご了承を。