●新興国株式の投資信託について→ 新興国株式投資信託を買うにあたってのメモ

●米国株投信の比較→ 楽天全米・SBI全米・Slim全米、SBI S&P500・Slim米国・楽天S&P500の乖離率比較(2023.12.29)

●投資信託の乖離率についての考察は → 楽天全米とSBI・V・全米はどういう時に乖離するのか

●投資信託の積立日に関する考察は → 投資信託の積立日は何日が良いかの検証(2023.12.3)

●ジーエヌアイのパイプラインのまとめは → ジーエヌアイのパイプライン(2024.1.7)

楽天全米とSBI全米、SBI S&P500とeMAXIS Slim米国の乖離率比較 とジーエヌアイ(2023.8.18)

米国株投信の中でも人気の楽天全米、SBI・V・全米、SBI・V・S&P500、eMAXIS Slim米国の4本を、それぞれベンチマークと比較。そして今週のジーエヌアイの雑感。


■CRSP US Total Market TRと楽天全米・SBI全米の比較

●直近1年 (2022/8/18~2023/8/18)
CRSP US Total Market TR (円換算)
517,515→575,147 11.136%

楽天全米株
20,905→23,142 10.701% 乖離 -0.435%

SBI全米株
11,843→13,114 10.732% 乖離 -0.404%


●直近6ヶ月 (2023/2/17~2023/8/18)
CRSP US Total Market TR (円換算)
499,417→575,147 15.164%

楽天全米株
20,136→23,142 14.928% 乖離 -0.235%

SBI全米株
11,411→13,114 14.924% 乖離 -0.239%


●直近3ヶ月 (2023/5/18~2023/8/18)
CRSP US Total Market TR (円換算)
514,602→575,147 11.765%

楽天全米株
20,734→23,142 11.614% 乖離 -0.151%

SBI全米株
11,749→13,114 11.618% 乖離 -0.147%


●直近1週間 (2023/8/10~2023/8/18)
CRSP US Total Market TR (円換算)
581,742→575,147 -1.134%

楽天全米株
23,416→23,142 -1.170% 乖離 -0.036%

SBI全米株
13,267→13,114 -1.153% 乖離 -0.019%


■S&P500 TRとSBI S&P500・Slim米国の比較

●直近1年 (2022/8/18~2023/8/18)
S&P 500 TR (円換算)
1,220,071→1,370,733 12.349%

SBI S&P500
18,557→20,757 11.855% 乖離 -0.493%

eMAXIS Slim米国株
20,252→22,682 11.999% 乖離 -0.350%


●直近6ヶ月 (2023/2/17~2023/8/18)
S&P 500 TR (円換算)
1,173,547→1,370,733 16.803%

SBI S&P500
17,821→20,757 16.475% 乖離 -0.328%

eMAXIS Slim米国株
19,448→22,682 16.629% 乖離 -0.174%


●直近3ヶ月 (2023/5/18~2023/8/18)
S&P 500 TR (円換算)
1,226,941→1,370,733 11.720%

SBI S&P500
18,610→20,757 11.537% 乖離 -0.183%

eMAXIS Slim米国株
20,317→22,682 11.640% 乖離 -0.079%


●直近1週間 (2023/8/10~2023/8/18)
S&P 500 TR (円換算)
1,383,273→1,370,733 -0.907%

SBI S&P500
20,959→20,757 -0.964% 乖離 -0.057%

eMAXIS Slim米国株
22,892→22,682 -0.917% 乖離 -0.011%


ETFとの比較で0.01%以上の乖離は
SBI全米が8/18に+0.0154%
SBI S&P500が8/18に+0.0113%


株価下落によりSBI系はプラス乖離、楽天は円安のためマイナス乖離。
それもあってか直近1年でSBI全米が楽天全米を逆転。
楽天については先週書いた想定通り。


グローバル3倍3分法のサイトで先月末の資産別騰落率が公開。
https://www.nikkoam.com/fund/detail/944432
日本株式は相変わらずの安定の中位。
もう一つ安定している世界国債はどうにかならないものか。
インフレしている以上仕方ないのだろうけど。


2160ジーエヌアイは上昇。
すごいIR攻勢。なかでもF351の被験者登録の進捗
第2四半期終了時点で残り91名。8月17日時点で残り53名。
年内の終了が見えてきた。
3相の内容は2相で最も結果の良かった中容量群だけにして、その人数を増やしただけ。
有効な結果がまず出ると思われる。
人数を増やしたときに心配な安全性も2相時と同等のようだしね。
2025年の上市を織り込んでいってくれて良いのよ。


次に初めて公開されたファクトブック
財務諸表等をまとめたものだけど、まず気付くのは人件費・研究開発費の伸び。
北京コンチのマーケティングやCullgenの治験に、これからもドンドン金が掛かるだろうけど
それが将来へ繋がるんだろうね。
R&D前営業利益を載せてるところからも、その辺が会社が言いたいところなんじゃないかな。
あとは株主構成。
個人株主が74.6%は多いな。安定する機関投資家が欲しいところ。
そのためにもプライム市場に行って欲しいな。


最後になんと言っても決算概要
「子会社Cullgenの上場へ向けた下地が整う」
「将来、新たなグローバル製薬会社との提携可能性」

Cullgen上場は予想通りだけど、確かになったのは大きい。
新たなグローバル製薬会社との提携はアストラゼネカかな?
まさかファンド経由の出資のみで終わるまい。
アステラスのようにライセンス契約すると推測。


と、まあ充実した一週間だった。
来週は決算説明会のトランスクリプトと質疑応答を楽しみにしとく。
そして再来週はついにCBIOの株主総会(……中国証監会の上場許可は出たんだっけ?)


今回の件で予想を修正したのでリンクを張っておく。

simess.hatenablog.com

最後に先週まとめると書いた、パイプライン一覧。

間違いあるかも知れないので、ご了承を。

(2023.8.21追記)

交流会議はどのパイプラインを対象にしたかは不明なので適当に割り振ってる。

なので違っている可能性大。

多発性硬化症に書いてるクラス2会議は、だんだんとDKDやF573あたりの気がしてきた。

直すの面倒だからしないけど。

アイスーリュイ F351(中国) F351(米国)

 

Cullgen(TRK)(中国) 間質性肺炎CTD-ILD) 糖尿病性腎疾患(DKD)

 

じん肺(PD) 急性肝不全(ALF)F573 慢性閉塞性肺疾患COPD)F528

 

肺動脈性肺高血圧症(PAH)F230 多発性硬化症 CLD関連血小板減少症

 

放射線肺炎(RP) タミバロテン フォーム状製剤

 

医薬品以外