●新興国株式の投資信託について→ 新興国株式投資信託を買うにあたってのメモ

●米国株投信の比較→ 楽天全米・SBI全米・Slim全米、SBI S&P500・Slim米国・楽天S&P500の乖離率比較(2023.12.29)

●投資信託の乖離率についての考察は → 楽天全米とSBI・V・全米はどういう時に乖離するのか

●投資信託の積立日に関する考察は → 投資信託の積立日は何日が良いかの検証(2023.12.3)

●ジーエヌアイのパイプラインのまとめは → ジーエヌアイのパイプライン(2024.1.7)

楽天全米とSBI全米、SBI S&P500とeMAXIS Slim米国の乖離率比較 とジーエヌアイ(2023.5.12)

米国株投信の中でも人気の楽天全米、SBI・V・全米、SBI・V・S&P500、eMAXIS Slim米国の4本を、それぞれベンチマークと比較。


■CRSP US Total Market TRと楽天全米・SBI全米の比較

●直近1年 (2022/5/12~2023/5/12)
CRSP US Total Market TR (円換算)
452,235→499,423 10.434%

楽天全米株
18,291→20,145 10.136% 乖離 -0.298%

SBI全米株
10,366→11,414 10.110% 乖離 -0.324%


●直近6ヶ月 (2022/11/11~2023/5/12)
CRSP US Total Market TR (円換算)
505,525→499,423 -1.207%

楽天全米株
20,386→20,145 -1.182% 乖離 +0.025%

SBI全米株
11,556→11,414 -1.229% 乖離 -0.022%


●直近3ヶ月 (2023/2/10~2023/5/12)
CRSP US Total Market TR (円換算)
486,906→499,423 2.571%

楽天全米株
19,638→20,145 2.582% 乖離 +0.011%

SBI全米株
11,128→11,414 2.570% 乖離 -0.001%


●直近1週間 (2023/5/2~2023/5/12)
CRSP US Total Market TR (円換算)
514,941→499,423 -3.013%

楽天全米株
20,749→20,145 -2.911% 乖離 +0.102%

SBI全米株
11,756→11,414 -2.909% 乖離 +0.104%


■S&P500 TRとSBI S&P500・Slim米国の比較

●直近1年 (2022/5/12~2023/5/12)
S&P 500 TR (円換算)
1,075,251→1,191,434 10.805%

SBI S&P500
16,378→18,076 10.368% 乖離 -0.438%

eMAXIS Slim米国株
17,864→19,731 10.451% 乖離 -0.354%


●直近6ヶ月 (2022/11/11~2023/5/12)
S&P 500 TR (円換算)
1,192,202→1,191,434 -0.064%

SBI S&P500
18,108→18,076 -0.177% 乖離 -0.112%

eMAXIS Slim米国株
19,775→19,731 -0.223% 乖離 -0.158%


●直近3ヶ月 (2023/2/10~2023/5/12)
S&P 500 TR (円換算)
1,146,612→1,191,434 3.909%

SBI S&P500
17,416→18,076 3.790% 乖離 -0.119%

eMAXIS Slim米国株
19,004→19,731 3.826% 乖離 -0.084%


●直近1週間 (2023/5/2~2023/5/12)
S&P 500 TR (円換算)
1,228,694→1,191,434 -3.032%

SBI S&P500
18,634→18,076 -2.995% 乖離 +0.038%

eMAXIS Slim米国株
20,349→19,731 -3.037% 乖離 -0.005%


ETFとの比較で0.01%以上の乖離は
楽天全米が5/8に+0.0119%
SBI全米が5/1に-0.0220%、5/2に-0.0104%、5/8に+0.0217%、5/12に-0.0101%
SBI S&P500が5/1に-0.0124%、5/8に+0.0137%


ゴールデンウィーク挟んだので先週分も含めての0.01%以上の乖離した日。
といっても傾向通りなのは変わらず。


直近一年で遂に楽天全米がSBI全米を逆転。
このところの株高はSBI全米にはマイナスに働いたかな?
ま、ゴールデンウィーク中から米国株も不安定な感じだし、
株価下落局面になったらSBI全米にプラスになるからSBI全米が再逆転するかな?


グロ3の4月末時点での資産別騰落率が出た。

グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)|日興アセットマネジメント


直近1年でグロ3がようやく最下位脱出。
2022年4月末以来だから、ちょうど1年最下位だったのか。
米国債の1年前は2.7%程度。
今は3.4%だからその時より安いはずだけど、、その間に4%台もあったしその辺でリバランスされたのかな?
先進国REITを抜くことができた。
資産別騰落率みると日本株は凄く安定してる。
金利を維持してるのがプラスに働いてるんだろう。
ほとんど各月3~4位をキープしていて直近1年で1位を獲得。
そうみると安定も重要だね。


2160ジーエヌアイは上昇。
子会社CullgenがアストラゼネカCICCからシリーズCの出資受け入れ。
ついに大手からの出資。ま、製薬会社自身で無くその投資ファンドからではあるけど。
でも、メガファーマの名を冠するファンドだし、投資するまでにはもちろんデューデリしただろうし
それでCullgenのパイプラインが有望と認められたってことだろう。
当面の資金とパイプラインが認められたことで一安心。

そしてシリーズCをしたなら上場が見えてくる。
例えば同じTPDでトップを走るArvinasと同じくTPD企業で上場しているKymeraをみてみると

Arvinas シリーズC:2018年4月4日 DRS:2018年6月22日 上場:2018年9月27日
Kymera Therapeutics シリーズC:2020年3月12日 DRS:2020年6月22日 上場:2020年8月21日
シリーズBまでの事例だけど
C4 Therapeutics シリーズB:2020年6月16日 DRS:2020年8月6日 上場:2020年10月2日

資金調達から2~3ヶ月でDRS公開、上場まで4~5ヶ月と言ったところ。
Cullgenも秋には上場してるかもしれない。
となると
夏にCBIO(買収後はGyre)、秋にCullgenと立て続けにNASDAQに2社上場かもしれない。


今週の売買
2160ジーエヌアイ 買い。アストラゼネカCICCからの出資で取りあえず急いで追加。

 

あと、最近のインド人口のニュースとかもあり、どうしても気になるので今月からiTrust新興国をポイント投資分で購入するようにした。

iTrust新興国株式

以前買ったこともあるけど乗り換えちゃったんだよな。今は結構上がってるから買い続けてれば良かった。そんなだから、ポイント分で買うってことにしてポートフォリオの配分にも入れず買い続けようと思う。