●新興国株式の投資信託について→ 新興国株式投資信託を買うにあたってのメモ

●米国株投信の比較→ 楽天全米・SBI全米・Slim全米、SBI S&P500・Slim米国・楽天S&P500の乖離率比較(2023.12.29)

●投資信託の乖離率についての考察は → 楽天全米とSBI・V・全米はどういう時に乖離するのか

●投資信託の積立日に関する考察は → 投資信託の積立日は何日が良いかの検証(2023.12.3)

●ジーエヌアイのパイプラインのまとめは → ジーエヌアイのパイプライン(2024.1.7)

2023年末のポートフォリオ

2023年末のポートフォリオ

第3四半期のポートフォリオ

simess.hatenablog.com

2022年末のポートフォリオ

simess.hatenablog.com 

 

まずは投資信託のみの割合。

2023年12月30日のポートフォリオ(投信のみ)

第3四半期からはレバレッジバランスファンドが回復。

グロ3が46.86%→49.84%、USA360が4.61%→4.84%

昨年の9月にリバランスしてから、レババラは割合を減らし続けたけど、利下げ傾向になってようやく回復してきた。安値で買い続けた分で取り戻していきたい。

そして預金が31.23%→28.50%になった。

回復したと言ってもレババラが基準値以下の状態で預金も基準値割り込んだ(基準値はグロ3:50、USA360:5、楽天全米:15、預金:30)ので米国株の強さが分かる。

正直、米国株が強すぎてリバランスしなくても良かったかもと思ってしまう。

ま、こういうのは機械的にやらないといけないから仕方ないけど。

 

次は個別株含む割合。

2023年12月30日のポートフォリオ(個別株含む)

個別株はさらに伸ばす。

ブログのタイトルからも分かるように2160ジーエヌアイグループのおかげです。米国株個別もジーエヌアイ子会社のGYRE。GYREは恩株とまではいかないけど、大部分は投資資金回収できたし良くやってくれた。最近は落ち着いてきたけど今後も上げたら少しずつ売っていきたい。

個別株の割合が大きいけれど、レバレッジバランスファンドのおかげで実質ヘッジ付きの債券の割合も多いことは安心感に繋がる。このへんがグロ3が好きで買い続けてる理由でもある。

なお、現金(預金)が少ないのは、インフレ時代になったなかで預金を多く持っていても実質目減りするだけだと思ったので取り崩したから。ここまで少なくなったのは新NISAでジーエヌアイを買うために使い込んだこともあるけど。

*投信のみのグラフでは、リバランスの計算もしないといけないので、取り崩し前の数字で算出してた。

 

 

2024年に向けてだけど、何より大きいのは新NISA。

今までは通常NISAで個別株(ジーエヌアイ)を買っていたので、投信は特定口座で買っていたけど、来年からはつみたて枠がある。さすがに使わないともったいない。

けれど対象商品が限られる。

ってなかで考えた割合が

2024年以降のポートフォリオ

つみたて枠で日本株新興国株+iDeCoで先進国株を買う3均等。

グロ3は今まで通り50%にして特定口座で買う。

始めはつみたて枠をどうやって使うかで悩んだけど、余らせても良いやと思い至って、今まで通りグロ3を買い続けるようにした。

3均等なのは好きだから。日本・先進国・新興国、どれが伸びるかなんて未来人にしか分からないからね。もともとグロ3が3均等だったので綺麗に配分された。

株とREITが50%、債券が50%という配分になることも気に入ってる。

見よう見まねでした計算したけどリスクも抑えられてると思う。

あと、上で書いたように預金の積立はインフレ負けする時代になったと思うので取りやめる。

 

このほかに遊び分のポイント投資でiTrust新興国を今後も購入。

人口ボーナスに期待。

新しくできたEXE-i グローバルサウスも気になるところではあるけれど。

楽天全米株とSBI全米株、SBI S&P500の元ETFからの乖離率(2023.12.29)

毎月月初に記録している楽天全米、SBI全米、SBI S&P500の元ETFからの比較


*分配金込みの価格は、「(当日のETF額/基準額)*設定日のETF額」で算出(当初の基準額は設定日のETF額)
  分配金があった場合は、「新基準額=(旧基準額*(前営業日のETF額-分配金*0.9))/前営業日のETF額」で基準額修正
*為替レートは(TTS+TTB)/2を利用


■バンガードVTIと楽天全米・SBI全米の比較

●直近1年 (2022/12/29~2023/12/29)
分配金込VTI(円換算)
27,376→37,139 35.661%

楽天全米株
18,400→24,906 35.359% 乖離 -0.302%

SBI全米株
10,429→14,115 35.344% 乖離 -0.317%


●直近6ヶ月 (2023/6/29~2023/12/29)
分配金込VTI(円換算)
34,196→37,139 8.605%

楽天全米株
22,956→24,906 8.495% 乖離 -0.110%

SBI全米株
13,007→14,115 8.518% 乖離 -0.086%


●直近1ヶ月 (2023/11/29~2023/12/29)
分配金込VTI(円換算)
36,252→37,139 2.445%

楽天全米株
24,315→24,906 2.431% 乖離 -0.014%

SBI全米株
13,782→14,115 2.416% 乖離 -0.028%


●直近1年 (2022/12/29~2023/12/29)
分配金込VOO(円換算)
49,174→66,722 35.686%

SBI S&P500
16,421→22,229 35.369% 乖離 -0.317%


●直近6ヶ月 (2023/6/29~2023/12/29)
分配金込VOO(円換算)
61,754→66,722 8.045%

SBI S&P500
20,588→22,229 7.971% 乖離 -0.075%


●直近1ヶ月 (2023/11/29~2023/12/29)
分配金込VOO(円換算)
65,738→66,722 1.497%

SBI S&P500
21,904→22,229 1.484% 乖離 -0.013%


ETFとの比較での一日当たり0.01%以上の乖離をした日数は
12月の21営業日中
楽天全米:3日
SBI全米:4日
SBI S&P500:1日

2023年の246営業日中
楽天全米:24日
SBI全米:52日
SBI S&P500:34日

楽天全米・SBI全米・Slim全米、SBI S&P500・Slim米国・楽天S&P500の乖離率比較 とジーエヌアイ(2023.12.29)

米国株投信の中でも人気の楽天全米、SBI・V・全米、eMAXIS Slim全米、SBI・V・S&P500、eMAXIS Slim米国、楽天S&P500の6本を、それぞれベンチマークと比較。そして今週のジーエヌアイの雑感。


■CRSP US Total Market TRと楽天全米・SBI全米の比較

●直近1年 (2022/12/29~2023/12/29)
CRSP US Total Market TR (円換算)
456,131→619,882 35.900%

楽天全米株
18,400→24,906 35.359% 乖離 -0.541%

SBI全米株
10,429→14,115 35.344% 乖離 -0.556%


●直近6ヶ月 (2023/6/29~2023/12/29)
CRSP US Total Market TR (円換算)
569,966→619,882 8.758%

楽天全米株
22,956→24,906 8.495% 乖離 -0.263%

SBI全米株
13,007→14,115 8.518% 乖離 -0.239%


●Slim全米設定日~ (2023/9/15~2023/12/29)
CRSP US Total Market TR (円換算)
601,020→619,882 3.138%

楽天全米株
24,185→24,906 2.981% 乖離 -0.157%

SBI全米株
13,705→14,115 2.992% 乖離 -0.147%

eMAXIS Slim全米株
10,000→10,411 4.110% (参考)


●直近1週間 (2023/12/22~2023/12/29)
CRSP US Total Market TR (円換算)
616,403→619,882 0.564%

楽天全米株
24,782→24,906 0.500% 乖離 -0.064%

SBI全米株
14,045→14,115 0.498% 乖離 -0.066%

eMAXIS Slim全米株
10,357→10,411 0.521% (参考)


■S&P500 TRとSBI S&P500・Slim米国・楽天S&P500の比較

●直近1年 (2022/12/29~2023/12/29)
S&P 500 TR (円換算)
1,080,876→1,468,875 35.897%

SBI S&P500
16,421→22,229 35.369% 乖離 -0.527%

eMAXIS Slim米国株
17,919→24,281 35.504% 乖離 -0.393%


●直近6ヶ月 (2023/6/29~2023/12/29)
S&P 500 TR (円換算)
1,356,933→1,468,875 8.250%

SBI S&P500
20,588→22,229 7.971% 乖離 -0.279%

eMAXIS Slim米国株
22,462→24,281 8.098% 乖離 -0.151%


楽天S&P500設定日~ (2023/10/27~2023/12/29)
S&P 500 TR (円換算)
1,342,687→1,468,875 9.398%

SBI S&P500
20,331→22,229 9.335% 乖離 -0.063%

eMAXIS Slim米国株
22,207→24,281 9.339% 乖離 -0.059%

楽天 S&P500
9,888→10,806 9.284% 乖離 -0.114%


●直近1週間 (2023/12/22~2023/12/29)
S&P 500 TR (円換算)
1,462,586→1,468,875 0.430%

SBI S&P500
22,122→22,229 0.484% 乖離 +0.054%

eMAXIS Slim米国株
24,179→24,281 0.422% 乖離 -0.008%

楽天 S&P500
10,758→10,806 0.446% 乖離 +0.016%


ETFとの比較で0.01%以上の乖離は
なし


今年はeMAXIS Slim全米と楽天S&P500が出来て米国株の選択肢が増えた。
Slim全米は1年見ないと実力は分からないだろうし、ベンチマークが違うので直接の比較は出来ないけど
Slim米国の安定感をみると期待できるね。純資産総額はなかなか伸びないけれども。
楽天S&P500は10月末頃の登場だからまだまだ分からないけれど、現在のところは日々のブレが大きい。
純資産総額はSlim全米より伸ばしているけど安定にはもう少し時間が掛かるか?
なお、設定日からの比較だろSlim全米はプラスが大きく、楽天S&P500はマイナスが大きいのは
設定直後にSlim全米は大きくプラス乖離し、楽天S&P500はマイナス乖離が続いたことからだと思われるので、あまり気にしなくても良いのかもしれない。
参考までに設定1週間後(11月6日)からだと、楽天S&P500の乖離は-0.045%になるので、設定日からの-0.114%みたいにはならない。


ま、色々書いたけど、現在のところはSlim買っとけで良いかと思う。


以前書いたけど、今回で米国株投信の比較は終了。
来年からの新NISAに対応し自分の積立銘柄を変更し米国株投信は買わなくなるので。
代わりに新興国株式の投信を比較する予定。
EXE-i グローバルサウスが出来たので、同じく人口ボーナスが期待できるiTrust新興国株式と比べてみたい。
今はiTrust新興国株式を買っているけど比較しないと乗り換えるべきかは分からないしね。
単純に信託報酬ならインデックス投信のEXE-iグローバルサウスが安いけど、
新興国よりさらに小規模なフロンティア地域のインデックスがどんなものか分からないし、それならアクティブの方が信用できそうな気もするし。


2160ジーエヌアイは2700台まで売られたあと、2800円台に戻す。
27日まで売られて28日から戻したので、節税対策の益出しや旧NISA期限切れ前の非課税での売却があったのだろうか?
なんにせよ年末にかけて売られたおかげで新NISAに8枚入れられて満足。
3000越えてたときは新NISAに入れられる枚数が少なくなりそうで、株価は上がって嬉しいけどちょっと微妙な感じだった。
ロールオーバーさせてくれてさえいればそんなことは無かったんだけど。
ちなみに旧NISA分は放置したのでそのまま29日の株価2830で特定口座に移った。


今年はいつもと違いCEOからのクリスマス及び新年のご挨拶 があった。

1. 中国におけるF351第Ⅲ相臨床試験を終了し、結果を受領

2. GYREから開示された通り、アメリカにおけるF351のMASH第Ⅱ相臨床試験のスタート

3. Cullgenその他関連会社の主要株式取引所への上場を通じて、それらの価値を顕在化させるべく、準備を推進

4. 日本国内における本格的な事業展開のスタート

が「確実に見えている来年2024年」のよう。
来年も期待できるね。
それぞれの事業の進捗すると
Gryeの米国治験は大手との提携があるか?
日本事業が進捗したらプライム市場への移行するか?
と可能性も広がっていく。
クリスマスの挨拶なんて今まで無かったから、来年早々にでもどれか進捗しないかと期待。


他にも
・Cullgenのパイプラインの導出やアステラスからのマイルストン、
・アイスーじん肺の3相の終了時期、
・アイスー以外のパイプラインであるCOPD薬やPAH薬が治験開始するか、
・音沙汰が無い多発性硬化症等の上市はいつになるか
とか気になるものもある。

あと、従業員が800人になったんだね。昨年の新年の挨拶だと700人だった。
本当に急成長してるなぁ


Gyreについては株価は安定してきたね。
25ドル近辺で時価総額20億ドル程度。
良評価されてると思う。


今週の売買
2160ジーエヌアイ 買い。新NISAで3000円×800株で注文入れて、無事に寄りで2799円で約定。

楽天全米・SBI全米・Slim全米、SBI S&P500・Slim米国・楽天S&P500の乖離率比較 とジーエヌアイ(2023.12.22)

米国株投信の中でも人気の楽天全米、SBI・V・全米、eMAXIS Slim全米、SBI・V・S&P500、eMAXIS Slim米国、楽天S&P500の6本を、それぞれベンチマークと比較。そして今週のジーエヌアイの雑感。


■CRSP US Total Market TRと楽天全米・SBI全米の比較

●直近1年 (2022/12/22~2023/12/22)
CRSP US Total Market TR (円換算)
461,467→616,403 33.575%

楽天全米株
18,626→24,782 33.051% 乖離 -0.524%

SBI全米株
10,554→14,045 33.078% 乖離 -0.497%


●直近6ヶ月 (2023/6/22~2023/12/22)
CRSP US Total Market TR (円換算)
558,808→616,403 10.307%

楽天全米株
22,503→24,782 10.128% 乖離 -0.179%

SBI全米株
12,751→14,045 10.148% 乖離 -0.159%


●Slim全米設定日~ (2023/9/15~2023/12/22)
CRSP US Total Market TR (円換算)
601,020→616,403 2.560%

楽天全米株
24,185→24,782 2.468% 乖離 -0.091%

SBI全米株
13,705→14,045 2.481% 乖離 -0.079%

eMAXIS Slim全米株
10,000→10,357 3.570% (参考)


●直近1週間 (2023/12/15~2023/12/22)
CRSP US Total Market TR (円換算)
613,349→616,403 0.498%

楽天全米株
24,668→24,782 0.462% 乖離 -0.036%

SBI全米株
13,981→14,045 0.458% 乖離 -0.040%

eMAXIS Slim全米株
10,312→10,357 0.436% (参考)


■S&P500 TRとSBI S&P500・Slim米国・楽天S&P500の比較

●直近1年 (2022/12/22~2023/12/22)
S&P 500 TR (円換算)
1,092,508→1,462,586 33.874%

SBI S&P500
16,599→22,122 33.273% 乖離 -0.601%

eMAXIS Slim米国株
18,113→24,179 33.490% 乖離 -0.384%


●直近6ヶ月 (2023/6/22~2023/12/22)
S&P 500 TR (円換算)
1,330,999→1,462,586 9.886%

SBI S&P500
20,181→22,122 9.618% 乖離 -0.268%

eMAXIS Slim米国株
22,034→24,179 9.735% 乖離 -0.151%


楽天S&P500設定日~ (2023/10/27~2023/12/22)
S&P 500 TR (円換算)
1,342,687→1,462,586 8.930%

SBI S&P500
20,331→22,122 8.809% 乖離 -0.121%

eMAXIS Slim米国株
22,207→24,179 8.880% 乖離 -0.050%

楽天 S&P500
9,888→10,758 8.799% 乖離 -0.131%


●直近1週間 (2023/12/15~2023/12/22)
S&P 500 TR (円換算)
1,455,451→1,462,586 0.490%

SBI S&P500
22,039→22,122 0.377% 乖離 -0.114%

eMAXIS Slim米国株
24,063→24,179 0.482% 乖離 -0.008%

楽天 S&P500
10,708→10,758 0.467% 乖離 -0.023%


ETFとの比較で0.01%以上の乖離は
SBI全米が12/20に-0.0115%、12/21に+0.0110%
SBI S&P500が12/21に+0.0159%


12/20は株価が+1.68%、12/21は株価が-1.87%で傾向通り


VTIが12/21に1.0017ドル、VOOが12/20に1.8011ドルの分配金。
VTIの分配金が1ドル超えたのはブログ始めてから初めて。
そんだけ米経済が好調で企業が配当出してるってことか。
米国も利下げが見えてきてるし、景気が維持できるかな。
正直来年にハードランディングしないかどうかは心配だけど。

米国利下げの一方日本は利上げが見えてきた。
150円だった円安も現在142円。
とはいえ年初に135円で円安だと思いながらCBIO株を買ってたからマダマダ円安ではあるんだろうけど。


新NISAの成長枠の投資対象商品更新。

NISA成長投資枠の対象商品 - 投資信託協会

結局、グロ3は入らず。残念。
新NISAの制度は良いと思うけど、対象商品絞ると良い商品が出ても売れないってことになりそうで嫌だね。
インデックス使ってるなら対象に含めてくれれば良いのに。
さらに、つみたて枠に関しちゃレバレッジでも無いインデックス寄せ集めのEXE-iのグローバルサウスも対象外だし。
なんなら指標がMSCI USA IMIだけのSlim全米株も対象外。
なんだかなーと思う。


2160ジーエヌアイは3000円割れて下落。
週前半に質問と回答を出しり、来年の本決算の説明会のお知らせが早々と出た。
質問と回答では「提携」の文字が出てきた。なので年明け当たりに米国治験の提携発表して大々的に説明会やるのかなぁと妄想。
健康上の理由でGyreのCEO交代も発表されたから交代時期の1月15日以降を楽しみにしとく。
ちなみに後任のCEOはGyreになってから入ってきた人のようなので、もともとCEO就任含みだったのかな?


株価の下落に関しちゃ空売りネットに出てきてないし、
個人が税金対策で利益出してるグニを売ってるのか
それとも期限切れるNISAを非課税のうちに売ってるのか。
自分のNISA12枚はそのまま保有で特定口座に移行する予定。
新NISAは28日から買えるけど、すぐに8枚入れるか、2666円になるのを待って9枚入れを狙うかが悩ましい。
日本市場の正月休みが長すぎるから、その間に米中で動くことも考えられるからなぁ。
昨年は27日にCBIOとの逆さ合併発表だから年末年始に動かないという保証も無いし。


今週の売買
なし

楽天全米・SBI全米・Slim全米、SBI S&P500・Slim米国・楽天S&P500の乖離率比較 とジーエヌアイ(2023.12.15)

米国株投信の中でも人気の楽天全米、SBI・V・全米、SBI・V・S&P500、eMAXIS Slim米国の4本を、それぞれベンチマークと比較。そして今週のジーエヌアイの雑感。


■CRSP US Total Market TRと楽天全米・SBI全米の比較

●直近1年 (2022/12/15~2023/12/15)
CRSP US Total Market TR (円換算)
486,807→613,349 25.994%

楽天全米株
19,647→24,668 25.556% 乖離 -0.438%

SBI全米株
11,132→13,981 25.593% 乖離 -0.401%


●直近6ヶ月 (2023/6/15~2023/12/15)
CRSP US Total Market TR (円換算)
553,656→613,349 10.782%

楽天全米株
22,302→24,668 10.609% 乖離 -0.173%

SBI全米株
12,636→13,981 10.644% 乖離 -0.137%


●Slim全米設定日~ (2023/9/15~2023/12/15)
CRSP US Total Market TR (円換算)
601,020→613,349 2.051%

楽天全米株
24,185→24,668 1.997% 乖離 -0.054%

SBI全米株
13,705→13,981 2.014% 乖離 -0.037%

eMAXIS Slim全米株
10,000→10,312 3.120% (参考)


●直近1週間 (2023/12/8~2023/12/15)
CRSP US Total Market TR (円換算)
596,149→613,349 2.885%

楽天全米株
23,972→24,668 2.903% 乖離 +0.018%

SBI全米株
13,587→13,981 2.900% 乖離 +0.015%

eMAXIS Slim全米株
10,027→10,312 2.842% (参考)


■S&P500 TRとSBI S&P500・Slim米国・楽天S&P500の比較

●直近1年 (2022/12/15~2023/12/15)
S&P 500 TR (円換算)
1,152,118→1,455,451 26.328%

SBI S&P500
17,509→22,039 25.872% 乖離 -0.456%

eMAXIS Slim米国株
19,104→24,063 25.958% 乖離 -0.370%


●直近6ヶ月 (2023/6/15~2023/12/15)
S&P 500 TR (円換算)
1,317,917→1,455,451 10.436%

SBI S&P500
19,980→22,039 10.305% 乖離 -0.130%

eMAXIS Slim米国株
21,819→24,063 10.285% 乖離 -0.151%


楽天S&P500設定日~ (2023/10/27~2023/12/15)
S&P 500 TR (円換算)
1,342,687→1,455,451 8.398%

SBI S&P500
20,331→22,039 8.401% 乖離 +0.003%

eMAXIS Slim米国株
22,207→24,063 8.358% 乖離 -0.041%

楽天 S&P500
9,888→10,708 8.293% 乖離 -0.105%


●直近1週間 (2023/12/8~2023/12/15)
S&P 500 TR (円換算)
1,421,132→1,455,451 2.415%

SBI S&P500
21,512→22,039 2.450% 乖離 +0.035%

eMAXIS Slim米国株
23,497→24,063 2.409% 乖離 -0.006%

楽天 S&P500
10,453→10,708 2.439% 乖離 +0.025%


ETFとの比較で0.01%以上の乖離は
楽天全米が12/11に-0.0352%、12/14に+0.0135%
SBI全米が12/11に-0.0142%


12/11は143.25→145.40の円安の日&株価-1.88%の日。
12/14は145.63→142.49%の円高の日。
ってことで傾向通りの乖離。


VTの11月末時点での地域別シェア。
米国が再び61%台に。
今まで61%乗った翌月にはシェア落としていたけど、12月はどうなるか?


11月半ばに楽天にNISA廃止手続き出して、SBIにNISA申請したのがようやく口座開設された。
長かった。
とりあえず当初の予定通り、Slim TOPIXとSlim新興国に新NISAの積立設定。
あとは楽天に残したままのiDeCoでたわら先進国を購入し3均等にし、
その他に今まで通りグロ3をメインで購入予定。
というわけで、米国株投信の購入は終了。
なので今までやってた米国株投信比較は今年で終了します。
今は楽天全米に対するSBI全米が出て基準額を見るだけで簡単に比較できるし、何より極端に大きく乖離するってのは見られないしね。あとSlimが良すぎる。で、比較するモチベーションも下がってた。


ちなみに来年からは新興国株式を比較するつもり。
新NISAはつみたて枠を使えるSlim新興国にせざるを得ないけど、
人口ボーナスの観点からiTrust新興国とEXE-iグローバルサウスが気になってしかたないので違いを見たい。


2160ジーエヌアイは3000円の攻防。
このまま3000円で新NISAに8枚入れられるんだろうか?
一方GYREは急上昇。
CEOの交代のニュースは出たけどそれが原因では無いだろう。
CEOのDr. Charles Wuが健康上の理由で退任。北京コンチの取締役も退任。
後任は取締役会の中からDr. Han Yingが就任。
合併したのにGyreの米国治験への動きがなかなか見えないのは
この辺の事情もあったのかな?


今週の売買
なし

楽天全米・SBI全米・Slim全米、SBI S&P500・Slim米国・楽天S&P500の乖離率比較 とジーエヌアイ(2023.12.8)

米国株投信の中でも人気の楽天全米、SBI・V・全米、eMAXIS Slim全米、SBI・V・S&P500、eMAXIS Slim米国、楽天S&P500の6本を、それぞれベンチマークと比較。そして今週のジーエヌアイの雑感。


■CRSP US Total Market TRと楽天全米・SBI全米の比較

●直近1年 (2022/12/8~2023/12/8)
CRSP US Total Market TR (円換算)
482,871→596,149 23.459%

楽天全米株
19,484→23,972 23.034% 乖離 -0.425%

SBI全米株
11,045→13,587 23.015% 乖離 -0.444%


●直近6ヶ月 (2023/6/8~2023/12/8)
CRSP US Total Market TR (円換算)
539,952→596,149 10.408%

楽天全米株
21,756→23,972 10.186% 乖離 -0.222%

SBI全米株
12,328→13,587 10.213% 乖離 -0.195%


●Slim全米設定日~ (2023/9/15~2023/12/8)
CRSP US Total Market TR (円換算)
601,020→596,149 -0.810%

楽天全米株
24,185→23,972 -0.881% 乖離 -0.070%

SBI全米株
13,705→13,587 -0.861% 乖離 -0.051%

eMAXIS Slim全米株
10,000→10,027 0.270% (参考)


●直近1週間 (2023/12/1~2023/12/8)
CRSP US Total Market TR (円換算)
611,173→596,149 -2.458%

楽天全米株
24,580→23,972 -2.474% 乖離 -0.015%

SBI全米株
13,932→13,587 -2.476% 乖離 -0.018%

eMAXIS Slim全米株
10,286→10,027 -2.518% (参考)


■S&P500 TRとSBI S&P500・Slim米国・楽天S&P500の比較

●直近1年 (2022/12/8~2023/12/8)
S&P 500 TR (円換算)
1,143,055→1,421,132 24.327%

SBI S&P500
17,370→21,512 23.846% 乖離 -0.482%

eMAXIS Slim米国株
18,955→23,497 23.962% 乖離 -0.365%


●直近6ヶ月 (2023/6/8~2023/12/8)
S&P 500 TR (円換算)
1,282,138→1,421,132 10.841%

SBI S&P500
19,452→21,512 10.590% 乖離 -0.251%

eMAXIS Slim米国株
21,229→23,497 10.683% 乖離 -0.157%


楽天S&P500設定日~ (2023/10/27~2023/12/8)
S&P 500 TR (円換算)
1,342,687→1,421,132 5.842%

SBI S&P500
20,331→21,512 5.809% 乖離 -0.033%

eMAXIS Slim米国株
22,207→23,497 5.809% 乖離 -0.033%

楽天 S&P500
9,888→10,453 5.714% 乖離 -0.128%


●直近1週間 (2023/12/1~2023/12/8)
S&P 500 TR (円換算)
1,460,909→1,421,132 -2.723%

SBI S&P500
22,115→21,512 -2.727% 乖離 -0.004%

eMAXIS Slim米国株
24,155→23,497 -2.724% 乖離 -0.001%

楽天 S&P500
10,745→10,453 -2.718% 乖離 +0.005%


ETFとの比較で0.01%以上の乖離は
楽天全米が12/8に+0.0172%
SBI全米が12/8に+0.0133%


12/8は147.17→143.25と超絶な円高になり、株価は-1.88%となった日。
プラス乖離になったのは楽天もSBIも傾向通り。


今週は急激な円高が来て、株価が下落。
ドル表示だと横倍か微上げだけど
円表示だと2%以上落ちたね。
米国利下げと日本の利上げが合わさって来年は一気に円高(というか元に戻す)のかな?
円安で底上げされてた株式ファンドが押し下げられて、ようやく実質ヘッジ付き債券のレバレッジバランスファンドが息を吹き返すのだろうか?
未来が分からないからこそ積み立ててるんだけど、こういう変わり目になりそうなときは面白くもある。

 

 

www.nikkoam.com


グロ3のサイトで月間騰落率が更新。
11月はグロ3がトップに躍り出た。
債券価格の上昇が効いてるね。そして金利低下にともないREITも上昇と。
上で書いたのも併せてこれまでグロ3が抑えられていた要素が逆回転しだすかな?
そして中位安定の日本株
とはいえ、日本も低金利が終わると中位安定、総合1位とは言えなくなるのかな?


2160ジーエヌアイは3000円を支持線にして上下。
この辺では売買するつもりもないので勝手にやってくれと思うし、
下手に入ると損しそうだ。


今までゼロ評価だったCBIOの優先株普通株転換時の価値で評価されて上方修正
ま、それは良いとして先週の新株予約権行使による資金の使い道が公表された。

余剰部分は当社グループの日本における事業の拡大に使用

日本事業の足音が聞こえてきた。

相変わらず

外国製造業者認定・登録番号の公表 | 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構

を時々チェックしてて、BABが出てこないか見張ってるけど、どうか?
マイクレンが連結に入って1年経過したし、そろそろ統合も完了しただろう。
次の進捗を見せて欲しい。


ちなみにGYREは下落。円高も併せて日本円の評価は下げたね。
時価総額的にはライバル社のVKTXとAKROの間くらいで、良い塩梅なのかな?


今週の売買
なし

投資信託の積立日は何日が良いかの検証(2023.12.3)

投資信託に積立日が何日が良いかの再検証。

前回5月の結果は↓

投資信託の積立日は何日が良いかの検証 - 米国株式投信とジーエヌアイグループを見守るブログ (hatenablog.com)

新NISAに向けて配分を買えるので積立設定日直前のこの時期に再検証をする。

 

対象は前回と同じ

楽天全米

②eMaxisSlim先進国株式

③eMaxisSlim新興国株式

④eMaxisSlim国内株式(TOPIX

⑤グローバル3倍3分法

 

但し、前回は月単位で考えていたので、月末締めの投資結果を評価したけど

今回は10日始まりの結果も評価した。

前回の月末月初の成績が良かったのは単に投資期間が長くなるからじゃないか?という点もそれで確認してみる。

*月末積立については投資資金は翌日反映だから月末締めで考えると投資期間が最大になるから

 

それでは早速結果発表

まずは設定日から2023.11.30までの期間

*横軸が積立日。縦軸がその積立日での利益率。積立日の翌営業日約定で計算しています。

楽天全米

楽天全米(2017年9月29日~2023年11月30日)

eMaxisSlim先進国株式

eMaxisSlim先進国株式(2017年2月27日~2023年11月30日)

③eMaxisSlim新興国株式

eMaxisSlim新興国株式(2017年7月31日~2023年11月30日)

④eMaxisSlim国内株式(TOPIX

eMaxisSlim国内株式(2017年2月27日~2023年11月30日)

⑤グローバル3倍3分法

グローバル3倍3分法(2018年10月4日~2023年11月30日)

概ね前回と変わらない傾向。

株式ファンドは月末月初が良くて、レバレッジバランスファンドのグロ3は20日前後が良い。

 

 

そして今回、新たに検証する10日始まり。

eMaxisSlim先進国株式と⑤グローバル3倍3分法で検証。

まずは

eMaxisSlim先進国株式

eMaxisSlim先進国株式(2017年3月10日~2023年11月10日)

結果が大きく変化。

10日に向かって利益率が下がっていく。

投資期間が重要なのが分かる。資金が出たら即積み立てするスケジュールを立てるのが良いのが分かった。

 

もう一つ追加検証。

コロナショックのボラが大きいときの影響があるような気もしたので、コロナショック後の期間でも検証。

検証期間は2020.12.1~2023.12.1。

*こちらは月末締めにこだわらず月末積立の投資資金が計算に反映されるよう2023.12.1までにしています

eMaxisSlim先進国株式(2020年12月1日~2023年12月1日)

綺麗な右肩下がり。

これをみても資金が出来たら即積み立てが正しいと言えるかな。

 

⑤グローバル3倍3分法

グローバル3倍3分法(2018年10月10日~2023年11月10日)

株式ファンドとは大きく違った結果。

月末締めの時と同じ傾向。

20日前後の積立が良い。

 

 

まとめ

株式ファンドの投資日はいつでも良い。始まりの日しだい。

クレジットカード積立で1日積立なら、それはそれで良いと思う。

一方でグローバル3倍3分法は20日前後が良い。

クレジットカード積立よりも楽天キャッシュ積立か証券口座の資金をつかった通常の積立てで日付指定するのが良いかな。