2160ジーエヌアイから金曜日のIRについての補足が出たので雑感を更新
(開示情報の経過)F351の第2相臨床試験の完了を踏まえた今後の戦略的方向性について(補足説明)
https://ssl4.eir-parts.net/doc/2160/tdnet/1890971/00.pdf
かねがね金曜日に書いた雑感通り。
早期条件付き承認は緊急性のあるモノ、つまり生命の危険があるモノだけだから、肝硬変に絞る。
初めから早期条件付き承認を目指すと書いとけばPTSがS安なんて馬鹿のことにはならなかっただろう。
まぁ、早期条件付き承認を目指すってことは、人に対する治験データが取れているということだろうから、2相で行った治験の中に肝硬変患者が含まれていて、承認目指せるほどの効果があったってのは確かだろう。
F351の詳細データの発表が未だに無いけど、肝硬変に効果あるということは結果自体はかなり良かったんじゃないかと期待できる。
今回のIR踏まえて今後のスケジュール的には
2020年中 F351について中国当局に相談(可能ならば条件付き承認申請)
2020年末 F351米国2相試験の方針決定(提携or単独)
2021年2Q 中国でF351の条件付き承認申請したならその結果。
中国でF351の線維症の3相の承認の可否、腎線維症への治験の承認の可否。
2021年中 中国で北京コンチネントの上場、工場拡張。
中国でCallgenのガン治療薬IND申請
と、なるんだろうか
他にアイスーリュイの間質性肺疾患、糖尿病性腎症、じん肺への治験が進んで行くってことだろう。
肝心要のF351の詳細データ発表の学会はいつになるんだろうなぁ